車に費やされる費用を計算したことはありますか?一般的な国産リッターカーだと車検や税金、保険、整備費を合わせるとおよそ120,000円で、月額平均10,000万円と良心的。しかし滅多に乗らない人にとっては高額なので、自動車離れに繋がる要因ではあります。
国産リッターカーでも一般人にとっては考えてしまう金額ですが、一流芸能人が乗る高級車はその比較にならないほど高額です。購入するだけならちょっと頑張ればいける!という人も、その維持費を考えると二の足を踏みがち。しかし、安定収入が確約された一流は、そこに余裕で踏み込めるのです。
ポルシェ911カレラ(993)
空冷エンジンを搭載した最後のポルシェ911シリーズです。とんねるずの石橋貴明さんのほか、香取慎吾さん、バナナマンの日村勇紀さんといった、テレビでよく見る芸能人が所有しています。
持ち続けることがステイタスになる車
993は中古市場では600~800万円で、購入だけなら手が届く範囲と言えなくもないでしょう。しかし、ポルシェ911は別です。車検や税金、整備費で500,000円を軽く超えるほか、タイヤやオイルの交換だけでほぼ同額の費用が発生します。これはポルシェに限らずどの高級車にも当てはまる現象なのですが、せっかくポテンシャルの高いマシーンに、安価のタイヤやオイルを使うなんてありえない話です。また空冷エンジンは水冷に比べ冷却能力が劣るため、エンジンへの負荷は否めません。こまめなメンテナンスは必要で、そこも維持費の高騰につながっています。
ですから自ず持ち続けるだけで費用がかさんでしまいます。「楽しむにはお金がかかる」をまさに地で行くのがポルシェなのです。
中古車で選ぶ際はしっかりとしたメンテナンスがしてある、信頼のおける販売店で購入しないと、維持費は高くついてしまうでしょう。
信頼のおける中古高級輸入車買取の【エーリストガレージ】
海外の富裕層では故スティーブ・ジョブズ氏やビルゲイツ氏、クリスティアーノ・ロナウド氏といった、エクセレントな面々が同車を所有しています。このレベルまで行くと、維持費について語るなんてもはや無粋以外の何ものでもないですね。
レクサスシリーズ
なんとも不名誉な記録を持っているのがレクサス。それは盗難率ナンバー1(一般社団法人日本損害保険協会2018年度調査より)という悲しいレコードです。
芸能人ではマツコ・デラックスさん、佐々木蔵之介さん、大沢たかおさんといった、長く芸能界で活躍している方々ばかりが所有していますね。価格は新車価格で600万~1,600万円で外車と比べると安価ですが、高額であることには変わりありません。
日本が誇る高級車は国内外で高い人気を誇っています。ニーズがあるから盗まれると言うと語弊がありますが、人気車種なので狙われやすいのは確かです。
高性能ゆえの盲点
高級車はセキュリティ面も万全と思われがちですが、スマートキーの電波を盗むリレーアタックや、イモビライザーを解除する機器を使用したハイテク窃盗の対象になりやすいのです。それらから愛車を守るには、保管場所にも相当なセキュリティーが要求されます。屋内であること、不審者の侵入を許さないこと。これらの条件を備えた場所を確保するのも、維持費が高くなる要因になるでしょう。
高級車を所有するには、その環境を維持する高い生活レベルが必要。まさに一流でなくては叶えられないものなのです。