車でわかる一流芸能人の証

たくさん並んでいる車

ある程度余裕のある生活でないとランクアップできないもの、それは車です。ただの移動なら1,000ccクラスでも十分のはずですが、特に車好きでなくてもこだわってしまうのが芸能人。しかし本物の一流芸能人が乗るからこそ光る高級車には、独特の雰囲気があります。

ロールスロイスシリーズ

言わずと知れた高級車の代表格です。BMW傘下での初代ファントムシリーズは2016年に相次いで生産終了が発表され、現在日本国内で流通しているファントムは2代目のNewバージョン、BMW以前から数えると8代目にあたります。中にはユーズドカーが新車価格を上回るプレミアムカーに変貌を遂げたものも。高品質を誇る車の表れでしょう。

日本でロールスロイスを愛車とした芸能人と言えば、まず浮かぶのは志村けんさん。2020年に惜しまれつつご逝去された後、3名の付き人への退職金代わりに売却されたそうです。

志村さんご自身は運転免許を取得しておらず、ロールスロイスはもっぱら専属運転手の運転で乗られていました。マネージャーさんではなく、専属運転手を採用できる財力があるのは一流芸能人の証。ほかには北野武さんも同様に、ご自身では運転されませんが大の高級外車好きとして有名です。

新車価格は家を建てられるほどの高値

ロールスロイスの新車は2020年時点で10シリーズ。ファントムSWBはディーラー価格で55,700,000円、エクステンデッド・ホイールベースだと66,700,000円です。「高級マンションが買える価格」と表現される車は、どの代でも価格に見合う性能と品質を誇っています。

特筆されるのはなめらかな加速と静寂性。外界の喧噪から隔離された空間、重い車体が生み出すフラットな乗り心地はまさに別世界のものです。8代目ではその心地よさを「マジック・カーペット・ライド」と表現。車に似合う一流だから平常心でいられるのであって、庶民感覚では乗りこなせないものでしょう。

BMW・BMW-i8

BMWはあらゆる年代のニーズに対応したラインナップで、とくにクーペには並々ならぬ愛情が感じられるほどです。アスリートのような精悍さと優美な内装が、乗る人を選ぶプライドの高さまで感じさせてくれます。

日本の芸能人ではX JAPANのYOSHIKIさんが所有されているBMW・BMW-i8が有名でしょう。軽量化にこだわった設計で、カーボンファイバーを採用したドアは快適な開閉を実現。自ら運転する楽しさを追求した車で、一流を極める人間にこそ似合う1台です。

BMWならではの品質

ドライビングアシスト機能で安全性を確保しながら、BMW社がもつ未来志向を具現化したモデル。ハイブリッドカーでは世界最高峰と言われる車は、ステイタスだけでなくマインドの高さでも一流であることを表現してくれます。オーナーであることが誇りとなる、そんな車がここにあります。

一流だから乗りこなせる車がある

一目でわかる高級車でも、乗っている人が車に見合うランクでないと途端に野暮ったくなります。乗る人がかもし出す雰囲気と車がマッチングしたとき、最高のオーラを放つ。それが一流の証です。