高級車は富裕層にとって欠かせない資産です。外車に乗って好きな場所へドライブに行ける贅沢な時間を是非とも味わってみたいものです。富裕層の中には、見栄を張るために高級車を購入する人もいますが、多くの富裕層は高級車を所有する利益と価値を見出したうえで車を選びます。今回は富裕層が高級車を購入する理由について調べました。
高級車でしか味わえない乗り心地の良さ
各メーカーが力を入れて製造した車は、安定した乗り心地を私たちに提供してくれます。高級ソファーを彷彿とさせるシートを採用した車種が多く、揺れが生じても快適な時間を過ごせます。
エンジンの振動やロードノイズをかき消し、自分だけの静かな空間を楽しめるのも大きな魅力です。高級車の一つであるロールスロイスの車内は、時計の秒針しか聞こえないほどのクリアな静かさ。後部座席の人ともスムーズに話ができます。
ライブハウスで味わえるような音を楽しみながらドライブを堪能できるのも、高級車ならではの特権です。また、耐久性を重視して製造されているぶん、安全性を保障してくれます。ただし、ランボルギーニやフェラーリのようなスーパーカーは、乗り心地に個人差が出るかもしれません。
高級車の価値を最大限に利用する
何も高級車は、社会的地位を見せるだけのものではありません。富裕層にとって、高級車は大切な足でもあり、かつ売却する資産でもあります。高級車がお金を生み出すケースは、購入時よりも高く売れた場合や、他人に貸して収益が入ったときです。
新車で高級車を買った富裕層の中には、5年のうちに売却する方がいます。その期間内で売却すると車検を2回受ける必要はありません。メーカー保証が切れる期間でもあるため、保有期間内に起きた修理関連のトラブル費用も抑えられます。多くの高級車は5年間で価値が大幅に下がらないので、売却時もある程度の価値が期待できるでしょう。また、新品かつ希少モデルの場合は高値で売れるので、富裕層は将来的な資産価値を見据えたうえで高級車を手に入れる傾向にあります。
高級車を社用車として購入すると負担軽減に
高級車を自家用車ではなく、社用車で購入すると必要経費として計上できます。値段の高い車を購入すると利益を減らせるからです。高級車を購入する際は、減価償却の関係も考慮しなければなりません。新車の場合は耐用年数が6年なので、購入後6年に分けて減価償却費を計上します。新車では負担軽減効果がさほど得られないため、それも踏まえて車を検討するなら中古車がおすすめです。