富裕層が実践するお金の使い方とは

通帳と電卓

富裕層のお金の使い方は、一般世帯と大きく異なる面もあれば、明日からでも取り入れられる面があります。日々の暮らしを見直して、富裕層と同じお金の使い方を習得しましょう。

ライフプランを意識しつつ収入と支出を細かく管理している

富裕層は自身のライフプランをしっかり立て、お金が必要になる時期や状況をあらかじめ予測します。将来の目標を見据えて計画的に貯蓄し、動かせるお金は投資に回すなどしているので、無駄にお金が出ていきません。

また、自分の収入・支出をきっちり把握しています。お金が多めに出ていったときは、何にどれくらい使ったのか考え、反対に使えるお金が増えた場合は増えた理由を冷静に分析します。イレギュラーが起きた場合も考えているため、突発的にお金が必要になっても慌てることはありません。お金と常に良い距離感で付き合えます。

自分や家族はもちろん、周りの人に対しても投資をする

以前作成した記事でお話したように、富裕層は自分に対して惜しみなく投資をします。子どもがいる世帯なら、将来的に有益なものを得られるよう、教育費を惜しまないものです。アメリカの富裕層は子どもの教育に2億円を投じるとのこと。富裕層の親が求める「国際感覚」を幼い時から身につけられるよう、日本の高額保育園では、日本語を使わず英語で授業を行うところもあるほどです。

「投資」をする相手は、何も家族だけに限ったことではありません。富裕層は親しい人・周りの人に対しても羽振りよくお金を使います。誕生日やお祝い事の際は、その人に最大限の喜びや感謝の気持ちを、言葉と一緒にプレゼントで表現するのです。家族同様、大切な人の笑顔は彼らの喜びにつながります。

お金で時間を買う

富裕層は、お金以上に時間が貴重であることを知っています。一般人ではお金を渋りそうな場面でも、手間がかからずメリットを得られる方法であれば、それを迷うことなく実践するのが特徴です。例えば、家事代行・料理代行サービスを利用する場合、一般人は少しためらうでしょう。ですが、富裕層はプロに家事を任せることで家族と過ごす時間やプライベートな時間を作ります。綺麗な部屋で美味しい料理を味わえるため、メリット尽くしです。むしろハウスキーパーを雇っているかもしれません。お金で時間を惜しみなく買えるのは富裕層の特権と言えます。

クレジットカード類は持たずスマホで管理する

富裕層はもはやクレジットカード類を持たず、スマホで決済します。現金を持ち歩く場合もありますが、マネークリップのようにシンプルに持ち歩けるものが好まれるため、財布を持ちません。キャッシュレス決済ならATMに並んで現金を引き出す手間もかかりませんし、スムーズに支払えます。お金持ち=長財布というイメージは見納めになるかもしれません。

もしクレジットカードを使う場合は、分割払いやリボ払いを利用せずに「一括払い」で支払いましょう。分割払いやリボ払いは毎月の支払い金額が小さいぶん、手数料が発生します。一括払いであれば手数料はかかりません。クレジットカードを頻繁に利用する方は、自分の支払い方法を見直してみてください。